Last updated: 2024/8/23
1. 教員氏名
木原恵美子(きはら・えみこ)
2. 教員の略歴
大阪外国語大学卒、京都大学人間・環境学研究科修士課程・博士課程修了、博士(人間・環境学)、2011年より神戸大学国際コミュニケーションセンター准教授。日本認知言語学会、日本語用論学会所属。
3. 教員連絡先
(メール)kihara.emiko@crystal.kobe-u.ac.jp
(ウェブサイト)https://emikihara.jimdofree.com/
4. 教員研究キーワード
英語、認知言語学、用法基盤、構文研究、英語学習者、談話分析、響鳴
5. 対応可能な言語種別
(教授・指導で用いる言語)日本語と英語
(研究テーマとしての言語種)英語
6. ゼミで指導可能な学問分野・テーマ
(母語話者による)英語の構文研究か英語学習者のライティングデータか会話データを理論的枠組みに基づいて分析する学生のみを受け入れます。英語の言語現象を観察し、理論的に分析することに挑戦する学生を支援します。
7. ゼミ指導に関する基本方針(テーマ設定,指導スタイル,学外発表ノルマなど)
テーマは学生が自由に設定します。具体的には、M1の3月末までに関連する先行文献を100本程度を読みながらテーマを決めるため、1年かけて何度もやりとり・面談します。
8. ゼミで執筆する修論・博論について
学位論文のページ数は学生によって異なりますが、修士論文の場合は大体70-100ページ程度です。以下がこれまでに提出された修士論文です。
「日本人英語学習者の論証文における熟達要因に関する質的調査」2022年2月(東京大学教育学部附属中等教育学校教諭)
「海外留学経験が日本人高等学校英語教師の指導に与える影響に関するアンケート調査の統計的分析」2019年2月(大阪府私立高等学校教諭)
“Using a Web Application to Enhance EFL Learners’ Awareness of Hedging in Academic Writing.” February” February, 2017. (修了後に英語発音トレーニングwebアプリ「ネイティブの口」を開発)
9. ゼミの魅力(学会発表,ゼミ旅行,先輩との交流など)
同級生や先輩との競争はなく、学会発表も強制していません(挑戦する場合はM1で準備、M2で応募することになります)。修士の2年間(研究・就活・留学・公務員試験勉強)をどのように過ごすのかは各自が自由にデザインできます。
10. ゼミOB/OGの就職状況
前期課程修了者:大阪府私立高等学校教諭、東京大学教育学部附属中等教育学校教諭、福井県高等学校教諭
11. ゼミ希望の学生・留学生に望むこと
言語系の理論を学びながら言語現象を分析するため、理論研究(モデリング研究)に対する興味や理解が求められます。
12. ゼミ生希望者が読んでおくべき文献
ご自身が興味がある分野の論文を30本は読んでいてくだされば、ここで強いて推薦する図書はありません。