Updated: 2024/7/23
1. 教員氏名
佐藤 健(さとう たけし)
2. 教員の略歴
慶応義塾大学文学部卒業。同大学院政策・メディア研究科及びUCL Institute of Education修了。博士(学術)。桜美林中高、静岡大学、東京農工大学、ロンドン大学客員研究員を経て2024年4月に本学着任。外国語教育メディア学会理事、同学会全国機関誌(Language Education and Technology)編集委員長等を歴任。国内外のジャーナルでの査読委員を数多く担当。
3. 教員連絡先
(メール)satoken@people.kobe-u.ac.jp
(サイト)https://sites.google.com/view/satokenlab
(Reserchmap)https://researchmap.jp/read0142273
4. 教員研究キーワード(10個程度)
応用言語学、第二言語習得、語彙習得、コンピュータ支援外国語教育(CALL)、モバイル支援外国語教育(MALL)、応用認知言語学、英語教育、社会文化的アプローチによる外国語教育、ラーニングデザイン
5. 対応可能な言語種別
(教授・指導で用いる言語)日本語・英語
(研究テーマとしての言語種)英語・日本語
6. ゼミで指導可能な学問分野・テーマ
・ ICT・AIを利用した外国語教育研究(CALL/MALL)
・ 第二言語語彙習得研究(特に認知言語学的アプローチを援用したもの)
・ 外国語教育コンテンツ開発と評価研究
・ 社会文化的アプローチによる外国語学習デザイン研究
7. ゼミ指導に関する基本方針(テーマ設定,指導スタイル,学外発表ノルマなど)
今年度に着任したばかりのため厳密な基本方針はまだありませんが、上記の研究テーマに興味があり、修学年限内に研究を遂行できる能力と意欲を持つ学生を歓迎します。また、リサーチデザインおよび統計分析の基本的な考え方と知識を持っていることが望ましいです。
8. ゼミで執筆する修論・博論について
修士学生には、学生の関心と要望を踏まえてテーマを決定し、集団指導や学会などのイベントに向けたタスクを進める中で、修士論文を完成できるよう指導します。博士学生には、自律的に研究を遂行するための基本的な知識と考え方を提供し、理論的考察、実験デザイン、考察について定期的にコメントやフィードバックを行いながら、国内外の学会での発表やジャーナル論文の投稿を後押しする形で研究活動をサポートします。
9. ゼミの魅力(学会発表,ゼミ旅行,先輩との交流など)
講座内に留まらずや他コース、また他大学の教員・学生と交流する場を提供する予定です。研究の進捗状況に応じて、国内外の学会での学会発表、およびジャーナルへの投稿機会も積極的に提供します。
10. ゼミOB/OGの就職状況
本学での就職実績はありませんが、これまで博士論文を指導した学生は国内外の大学で教員として活躍しています。
11. ゼミ希望の学生・留学生に望むこと
Learning is Collaboration. 対話の中に研究や教育のヒントがたくさん埋もれています。さまざまな人と交流し、彼らの知見や価値観に触れ、それを吸収してわがものとする(appropriation)ことで研究者としても教育者としても成長できると信じています。
12. ゼミ生希望者が読んでおくべき文献
「英語教師のためのボキャブラリー・ラーニング」I.S.P. ネーション(著)吉田晴世・三根浩(訳)
「Implementing Mobile Language Learning Technologies in Japan」Steve McCarty, Hiroyuki Obari and Takeshi Sato(著) 特にChapter 2の「Mobile Language Learning Pedagogy: A Sociocultural Perspective」を推奨。
「認知言語学を英語教育に応用する ―応用認知言語学の方法」Andrea Tyler(著)中村芳久(監訳)
「Applying Cognitive Linguistics to Second Language Learning and Teaching」Jannette Littlemore.
以下のリンクの論文のいくつかに目を通しておいてください。 https://scholar.google.com/citations?user=LfxOvd0AAAAJ&hl=ja&authuser=1